全国の果樹農家さん必見!地元農協、JAあいち豊田さんとの共同開発で、果樹農家さんの声を形にしました!
寄せられた要望を元に試作を繰り返した結果、ありそうだけど、これまでにはない。
そんな特徴を持った幌が完成しました!!
※車種により価格が異なります。
ベース車種(スズキ・ダイハツ系)以外は +7,700円(税込)となります。
(詳細は適応車種をご覧ください)
納期の目安:受注生産につき約2週間になります
※1部在庫のある商品を除く
まずはご覧ください。こちらが幌の側面を日よけとして使えるフラップウイングタイプの幌。
「ラクホロシェード」です。
幌側面部の骨格を開閉可能な構造にすることで、日よけとして使用出来ます。
一見ごく普通の幌に見えますが、これまでの幌の常識には当てはまらない特徴を兼ね備えています。
これまでのトラック幌の常識と言えば何と言っても雨が入らない事。
幌は雨をよける為の物だからです。
しかし、果樹農家の方が必要としていたのは雨よけではなく、日よけとしての機能でした。
収穫した果物を荷台に積み込みながら作業をしていくのですが、収穫は夏場の暑い時期。
荷台周辺での作業時に日よけがあればどんなに楽になるか・・・。また、収穫した大切な果物をなるべく日に当てたくないという思いも。屋根があるだけでは完全な日よけにはならず庇(ひさし)が付いていることでより日よけとしての効果が高まります。
通常、雨が入らないようにシートを加工するとどうしてもコストが高くなってしまうのですが、シートの加工を簡単にする事で、多少の雨は入ってしまうのですが、その分加工費を抑える事ができたのです。
これまでにも幌側面を開いて日よけにするタイプの幌はありましたが、側面を開く際にはファスナーやマジックテープを開ける必要がありました。ラクホロシェードのシートは一枚の平シートで構成されており、通常あるはずのファスナーが無いので、シート側面をそのまま丸ごと開く形になっています。
その結果、ファスナーの開け閉めの手間もなくなるという嬉しいメリットも生まれました。
「多少雨は入るけれど、これで十分だよね。」
それが果樹農家さんの生の声でした。
※ご注意:ラクホロシェードは日よけに特化した商品の為、雨の侵入を完全に防げるものではありません。
これも有りそうで意外と少ないんですが、幌の作り手の立場からすると、少しでも多く荷物が積めるように幌の高さはあった方がいい。という常識がありました。しかし、果樹農家さんは軽トラックで畑の中に入って行きたい。そうなったときに背の高い幌はかえって邪魔。
ガルウイング(カモメ型)の幌も日よけとして使えないこともないのですが、木の下では幌が開けられないのです。そんな話を聞いて市販の幌を見てみると確かに意外とルーフの高さくらいの幌って案外少ないんですよ。
ラクホロシェードは軽トラックの鳥居(ガードフレーム)に骨組を固定する形になっているので鳥居より約5cm高いくらい。鳥居の両側に飛び出す出っ張り部分をギリギリ避けられるくらいの絶妙な高さになっており、高さは抑えながらもコンテナはたくさん積めるよう、広い荷室を実現しています。
13cmのコンテナなら8段積みが可能。車種により異なりますが天井は荷台から約110cm位の高さです。
確かに高いに越した事はないのかも知れませんが、こうして見てみると走行時の風も受けにくいし、必要最小限でいいのかもしれませんね。「高さは軽トラックの屋根くらい」そんな要望に応えました。
ラクホロシェードの側面部はお好みに応じて4段階の開閉角度を選べます。
後部の柱に開けられた4つの穴のいずれかにステーを挿し込んで固定の角度を変更できます。背の高い人は一番上の穴に。中央の穴で水平に。
背の低い人や、荷台をなるべく日に当てたくない場合には一番下の穴にステーを固定して下さい。使う人によって、状況に応じて使い分けて頂けます。
それだけではなくラクホロシェードにはもう一つのパターンが用意されています。
ステーをどの穴にも挿し込まず、そのままフレームを開けきると・・・。
なんと180度以上フレームが開き、フォークリフトの使用も可能となります。
フラップウイングタイプ(側面フレームが開く)の幌としてはフォークリフトが使用できるのはラクホロシェードだけ!ちょっと嬉しい機能ですね。
※フォークリフト使用時の状態ではフレームを固定できません。強風時の使用はしないで下さい。
ステーを穴に差し込んで角度調整!更に上まで開いていくと・・・
どうですか?果樹農家さんの為に開発された、ラクホロシェード。
他業種の方でも十分に使って頂けると思います。
「日よけが欲しかった」「ちょっとの雨なら入っても平気」
そんな方は、是非ともラクホロシェードをご検討下さい。
ラクホロシリーズでは標準シートの色をODグリーンに設定していますが、
ラクホロシェードでは日よけとして日光を反射すること。そして荷室内が明るく使い易いこと。そんな理由から、標準色をを白に設定しました。
収穫した果物をかごに入れて軽トラックまで戻ってくると、その次にする作業は果物の大きさを見て選別しながらコンテナ(ケース)へ移し替えていく一次選別という作業です。選別の際にシートが暗い色だと光を通さず、荷室内も暗くなってしまい、選別作業もやりにくくなってしまいます。そんな理由から白い色を要望される果樹農家さんが多かった訳ですがその声を反映させた設定とさせて頂きました。
さて、そんなありそうで無かった、これまでとはちょっと違うラクホロシェード。
設計の側面から見ても工夫された点がいっぱい。苦労を重ねて試作を重ね改良していった結果 今の形へと行き着いたのです。
通常、トラック幌を作る場合は側面部分のシートに前後のシートを縫い合わせて立体的な形を作ります。この作り方が一番ピッタリと作ることができるのですが、シートの加工には手間がかかってしまいます。
平シートでトラックシートを構成する場合であれば前後の部分を絞る(通称:シボリ)事でシートを収めますがラクホロシェードの様に側面が開閉する場合は、側面を開くとシボリが取れてしまい、どうしても上手く処理することが出来ませんでした。
そこで、平シートを肩の位置でクリップ止めし、余った部分をゴムで引っ張ることで見事にシートを収めることができました。
フロント部分のシートの処理に頭を悩ませていましたが、この様な独自の工夫で隙間を埋めることで雨の侵入を軽減することができたため、一気に完成度が高まりました。
※ボディ形状の違いによりシートが合いにくい車種もあります。
軽トラック用の幌において必ず問題に上がって来るのが、「自分の車種には取り付けが出来るのか」という事です。車種が違えばボディ形状も違う為、一般的にはシートや骨格をそれぞれの車種に合わせて準備する必要があります。
当店で販売している「ラクホロウイング」も車種専用設計になっている為に、取り付けの出来ないケースも出て来てしまいます。
そこで「ラクホロシェード」では骨格とシートを各車種に取り付けできるよう共通化したことで軽自動車のボディサイズが新規格となった1999年以降の車種に関しては基本的にはそのまま取り付けが可能です。
ラクホロシェードの骨格はトラック荷台前方のガードフレーム(通称:鳥居)にフレームを固定するだけで後部の柱は荷台に載せているだけの状態です。簡易的な取り付けですが、フレームのがたつきを軽減する工夫をする事で、実用には支障の無いレベルの強度を実現しています。
開発した際に頂いたご要望の一つとして「側面のシートを巻き上げれるようにしたい」というものがありました。
ご高齢の方や女性の方など運転の苦手な方にとっては幌を下ろしての走行は後方はもとより、左後方も視界がなくなってしまうため、本当に運転しづらく不安が多いものです。
そこで、幌の側面を巻き上げることで視認性が大きく向上し、安心して運転が出来るようになります。幌の側面ににバックルを取り付けて巻き上げられるようにし、通常は紐で行う幌の固定についても簡易的にゴム止めとする事で、ゴムをフックから外すだけで手間をかけずにシートを巻き上げる事ができます。視認性の面だけではなく、駐車場などの狭いスペースで側面のフレームを開けられない状況でもシートのみを巻き上げれば小さな荷物の出し入れは可能です。
ラクホロシェードの様なタイプのウイング式の幌では本来、巻き上げ出来ないのが常識。
それを変えた背景には「農家の方により安全に、より便利に使って欲しい」そんな思いが込められています。
※この機能はオプション設定となります。通常の仕様では巻き上げできません。
側面を巻き上げれば視認性大幅向上。是非ともご検討頂きたい便利機能です。
シートと骨組みを合わせた重量は約28kg。
男性二人いれば蝶ネジ2本とシート止めクリップ6個を外すだけでそのまま簡単に取り外しが可能。シートを外しバラして保管も可能ですが、置き場が確保できれば再び載せる時もとっても簡単。
シーズン中のみの使用だけであればシートも劣化も防げ、長年使えますね。
※取り外した際は、直射日光を避けて保管して下さい。
透明なのぞき窓で後方の視界確保に。耐候性が良くないのでご注意下さい。
追加で雨よけシートを取り付ける事で側面からの雨の吹き込みを軽減します。後付けでの追加も可能です。
フレームを開閉しなくても側面のシートのみを巻き上げて使う事ができます。小さいサイズの荷物の出し入れや、後方の視界の確保に役立ちます。※通常の仕様では巻上げは出来ません。
標準シート(白) | 125,400円(税込) |
---|---|
カラーシート(各種カラー) | 135,300円(税込) |
遮熱シート(グレー・アイボリー) | 141,900円(税込) |
リアシート窓付きオプション | +7,700円(税込) |
側面巻き上げ仕様 | +17,600円(税込) |
追加雨よけシート | +17,600円(税込) |
トラックシートとして一般的に使われているエステル帆布という生地を使っています。振動や耐候性に優れた丈夫な生地です。
シートの色は白になります。
※カラーシートのホワイトとは異なります
標準のエステル帆布と同じ素材ですが表面処理を施したフラット帆布を採用。 防炎性があり、防汚加工もしてあるので汚れが付きにくいのが特徴です。
そして、何と言っても魅力的なのはカラーバリエーションの豊富さ。
26色の中からお好きな色をお選び頂けます。
自分の好きなカラーを選ぶと毎日がちょっといい気分です。
オプションシートと同様な生地(フラット帆布)でありながら独自の特殊配合を施した材料を使用し、太陽光からの熱線を効率良く反射し、熱線の吸収を防ぐので、オプションシートと比較して3~5℃内部の気温が抑えられます。 (メーカーの実験結果による)
軽トラック幌としての使用についても同等の効果が得られることが期待出来ます。
※取扱いのカラーはグレー・アイボリーのみとなります。
全長 | 2050mm |
---|---|
全高 | 1110mm〜1210mm(車両の鳥居の高さにより変わります) |
全幅 | 骨格上部:1385mm、側面下部:1470mm |
重量 | 27.2kg(フレーム19.6kg、シート7.6kg) |
フレーム | スチール製(表面加工:塗装(粉体)シルバー) |
---|---|
シート | ポリエステル(標準:エステル帆布、オプションシート:フラット帆布) |
タイプ | 金額 | 適合年式・型式 |
---|---|---|
ダイハツ(S500系)用 |
ベース価格 |
ダイハツハイゼット(2014年9月~)型式:S500P、S510P トヨタピクシス(2014年9月〜)型式:S500U、S510U スバルサンバー(2014年9月〜)型式:S500J、S510J |
ダイハツ(S200系後期)用 |
ベース価格 |
ダイハツハイゼット(2004年~2014年)型式:S200P、S210P、S201P、S211P ※年式に注意 トヨタピクシス(2012年~2014年)型式:S201U、S211U スバルサンバー(2012年~2014年)型式:S201J、S211J |
スズキ(DA16系)用 |
ベース価格 |
スズキキャリイ(2013年~)型式:DA16T 日産クリッパー(2013年~)型式:DR16T マツダスクラム(2013年~)型式:DG16T 三菱ミニキャブ(2013年~)型式:DS16T |
スズキ(DA63系)用 |
ベース価格 |
スズキキャリイ(2002年~2013年)型式:DA63T、DA65T マツダスクラム(2002年~2013年)型式:DG63T、DG65T |
ホンダ用 |
ベース価格 |
ホンダアクティ(2000年12月~)型式:HA6、HA7、HA8、HA9(ガードパイプ付き鳥居装着車) ※1999年~2000年12月のHA6型、HA7型には取り付け出来ません |
ホンダ用 |
ベース価格 |
ホンダアクティ(2000年12月~)型式:HA6、HA7、HA8、HA9(スタンダード鳥居装着車) |
スバル(TT系)用 |
ベース価格 |
スバルサンバー(1999年~2012年)型式:TT1、TT2、TV1、TV2、TW1、TW2 |
三菱用(U61系)用 |
ベース価格 |
三菱ミニキャブ(2000年12月~2013年)型式:U61T、U62T 日産クリッパー(2003年~2013年)型式:U71T、U72T |
ハイゼットジャンボ用 |
7700円 |
ダイハツハイゼットジャンボ(2004年12月~)型式::S200P、S210P、S201P、S211P、S500P、S510P スバルサンバーグランドキャブ(2012年~)型式:S201J、S211J、S500J、S510J ※パネルの亀裂防止のため、補強プレートの取り付けが必要です。 |
ハイルーフ用 |
7700円 |
ダイハツハイゼット(2004年12月~)型式::S200P、S210P、S201P、S211P、S500P、S510P スバルサンバー(2012年9月~)型式:S201J、S211J、S500J、S510J |
スーパーキャリイ用 |
7700円 |
スズキスーパーキャリイ(2013年~)型式:DA16Tなど |
要相談 |
― |
ダイハツハイゼット(1999~2004年)スズキキャリイ(1999年~2002年)※マツダスクラム含むホンダアクティ(1999年~2000年12月)三菱ミニキャブ(1999年~2000年12月)コンパクトテールリフト、垂直式テールリフト車、ローダンプ、太郎ダンプ、ミニキャブMiEV 上記の車両については基本的に現車を確認させて頂き状況に応じての対応とさせて頂きます。 |
取付け不可 |
― |
旧規格(1999年以前)の車両ダイハツ(多目的ダンプ、土砂ダンプ、清掃ダンプ) スズキ(頑丈ダンプ、浅底ダンプ、清掃ダンプ、リフトダンプ) その他、鳥居の無い車両、荷台改造車両、軽トラックではない車両(ミゼットⅡ、旧車、外国産車など)には取り付け出来ません。 |