ラクホロミニではコンテナ１段。ラクホロはコンテナ２段積みが可能でしたがラクホロＭＡＸは高さ３０㎝サイズのコンテナを３段積むことができます。
ラクホロの横からシートをめくり上げる使いやすさを継承しながら、もう少し高さをアップして欲しいという要望にお応えするべく試作を重ねました。ラクホロの固定方法ではフレームが大きくなると安全性に不安があり、単純に高さを増すことができず、設計を一新してフレームの安定性も確保しました。ラクホロの兄貴分という位置づけですが中身は別もの。そして外観はラクホロをイメージとして残しながらよりスタイリッシュに仕上げました。

軽トラックの荷台に幌が欲しいけど、取り外せないと困る…。
そんな理由でこれまで幌が付けられなかった方に。ラクホロシェードではフロントシートをキャビンにクリップ固定する為、取り外しには向いていませんが、ラクホロＭＡＸは鳥居にフレームをはめ込むだけの簡単取り付け♪通常二人で持ち上げれば簡単ですが、バランスよく持ち上げれば力のある方一人でもいけそう。幌サイズよりも大きい荷物を積むシーンは誰しもあるのではないでしょうか？
そんな時に手軽に取り外せるという事が、幌を取り付ける後押しになってくれます。

シートを巻き上げる際に、片側が重みで垂れて均一に巻けないという経験。
幌をお使いの方でしたら経験があるはず。そんな痒いところに手が届く秘策はアルミ製のバー。リアシート裏側のスソ部分にバーを差し込むだけで巻き上げ時に芯になってくれてシートを簡単に、きれいに巻き上げることができます。
小さな部分にも便利さを、少しの手間を省ける工夫を施しました。

ラクホロＭＡＸは車両の後方と左右にかけて緩い傾斜があります。
ラクホロにも同様の傾斜がありますが、ラクホロＭＡＸは荷室スペースをなるべく確保したいという理由から、傾斜の度合いを緩くしています。
傾斜を緩くすると問題になってくるのが雨が降った時のの水たまり。
ラクホロウイングやマルシェ、シェードはルーフに水たまりが出来てしまうのですが、シートがキャビンを覆っているので荷台にはほとんど水が入りません。
しかし、ラクホロＭＡＸはキャビンと荷台に隙間があるため、天井に水がたまった状態でブレーキを踏むと水がドバーッ！と荷台に流れ込んできてしまう。。。
そこで、傾斜やロープの張り方を工夫して試行錯誤の結果、シートのたるみを軽減することで外観も美しく雨のたまりも少ないスタイリッシュなラクホロＭＡＸが完成しました！
状況によっては、荷台に雨も流れ込みますが。使用に耐え得るレベルの完成度だと自負しています。

側面巻き上げ仕様（両側）

シート側面は通常ではめくり上げて天井部分にかぶせておきますが、ラクホロよりも背の高いラクホロＭＡＸはシートのめくりにくさがあり、背の低い方にはなおさら。また、風の強い日にはめくり上げたシートが戻されてしまうのもマイナスポイント。そこでリアシートと同様にくるくると巻き上げてバックルで固定できるようにしておけば、ちょっと横を開けたいときにはめくり上げたり、しっかり固定したい時には巻き上げるという使い分けも可能です。巻き上げ仕様にはリアシートと同じくアルミのバーが付属しますので巻き上げるのもストレスフリー♪また、シートの天井はしっかりロープで固定されているので巻き上げたままの走行も可能です。助手席側を巻き上げると左折時の視界も良好。バックも安心です。
※両側が巻き上げ仕様になる追加オプションです。

側面フラップ仕様（片側）

近年の夏場の猛暑は本当に耐えがたいものがあり、ラクホロマルシェやラクホロシェードなどの日よけ機能がある幌の人気は高まっています。ラクホロＭＡＸでも、側面をフラップ仕様に出来る選択肢を用意しています。６０ｃｍ程度の短めのひさしですが、作業の合間の休憩だったり、荷台横での作業時など、フラップがあるのと無いのでは大違い。日よけだけでなく、もちろん雨よけにも役立つフラップの開閉は丸棒を差し込んで固定する方式。固定角度を２段階に調整可能です。
片側づつの追加が可能ですので運転席側、助手席側、両側からいずれかお選び下さい。

ルーフパイプ

幌を取り付けている方にある多くの悩み、それが大きな荷物や長尺物が積めない事ではないでしょうか？
大きな荷物を積む際には比較的簡単に取り外しが可能なラクホロＭＡＸ ですが、ルーフキャリアがあれば幌を取り外す事なく長尺物を上に乗せる事ができるようになります。前側は純正の鳥居を利用しますので取り付けるキャリア用のフレームは後方に１本だけとシンプルな構成でキャリア機能を実現できました！
積載できる重量の目安は４０㎏まで。走行の際はしっかりと積載物を固定してご使用下さい。また、ルーフキャリアの取り付けにはシートへの穴開け加工が必要です。取り付け部から雨が入る可能性もありますのでご承知おき下さい。

雨よけシート

ラクホロMAXもラクホロやラクホロミニと同様にシート自体は平シートを大きくしたイメージ。 ですから、荷台の前側部分に隙間があり雨が入り込んで来てしまいます。取り外しが簡単であるが故に、雨じまいに対しては弱い部分があるのですが、追加の雨よけシートを取り付ける事で雨の侵入を軽減します。 雨よけシートは、市販のゴムマット等の下にシートを折りたたんで挟み込みますのでゴムマット等のご用意が必要になります。また、後部の視認性を確保するために窓付き仕様での製作も可能です。（本体シートの後部を巻き上げた状態にすれば後方の確認が可能になります。）