こんにちは。
当店、軽トラ幌専門店ラクホロではお客様の用途に合わせて様々なタイプの幌をご用意しています。
その中でも主力商品であるラクホロウイングとラクホロマルシェのいい所を持ち合わせた幌、「ウイングマルシェ」についてお話しさせて頂きます。
ウイングマルシェってどんな幌なの?
まずはそんな方に向けてウイングマルシェという幌についてご説明をさせて頂きます。
ウイングマルシェの名前を初めて聞く方は何なの?と全く意味が分からないのではないかと思います。
ウイングマルシェは軽トラック用の幌でガルウイングタイプの幌「ラクホロウイング」とフラップタイプの幌「ラクホロマルシェ」という2つの商品を合体させた幌。つまり、片方がラクホロウイングでもう片方がラクホロマルシェの形をした左右非対称の幌の事です。
当初は商品化を考えてというよりも、弊社に1台しか無かった軽トラックでどちらの商品も見てもらえる様に展示用の幌として何とか形に出来ないかと試行錯誤して作ったものでした。片側だけで考えると単純に2つの商品の半分のパーツと思うかも知れませんが、ちょうど真ん中の部分の作りはちょっと手が込んでおり簡単なものではありませんでした。しかし、ラクホロマルシェを設計した際に外寸がラクホロウイングと同じになるように考えて作っていた為、それぞれの部分の寸法を変更するという事はせずに合体させることに成功しました。
ウイングマルシェはもともとは展示車両用に作ったもので、特に宣伝もしていなかったのですが、想像力の豊かなお客様から「ラクホロウイングとラクホロマルシェを右左にした幌を作ってくれませんか?」と問い合わせを頂き作らせて頂くことが何度かあったこともあり、商品化されたものでした。
さて、そんな事で誕生したウイングマルシェですが一体どんな所が便利なのでしょうか?
左右非対称という事で使う向きに制約は出来てしまいますが、ラクホロウイングのいい所と
ラクホロマルシェのいい所、両方のメリットを使う事が出来ます。
まず、ラクホロウイングのいい所ですが何と言ってもフォークリフトが使える事です。ガルウイングタイプの幌は大型のトラックでも多く採用されている形状で、運送会社など荷物の積み下ろしを頻繁にする場合には絶大な効果を発揮します。軽トラックでもフォークリフトを使って荷物の積み下ろしをするのであればラクホロウイング一択と言っても良いと思います。
そして、もう一方のラクホロマルシェのメリットはというと、フラップ形状で開いた側面が日よけになる事。そしてその日よけの大きさは軽トラックのフラップ式を採用するどのメーカーの幌よりも大きいというのも自慢のポイントです。フォークリフトを使わない方。また、農作業など日陰の無い場所での作業を余儀なくされる方にとってはラクホロマルシェが日よけになって一息つける場所にもなりますし、当然雨が降った際の荷物の積み下ろしでも大きなひさしが雨から守ってくれます。
ラクホロウイングでは雨よけとしてはひさしになる部分があまりできないのでこの部分が大きな違いです。ラクホロマルシェのデメリットとしては、大きな側面を開くときに駐車場などですぐ隣に車や壁がある場合には側面を開くことが出来ないというケースが考えられますが、その時には反対側のウイングであれば車間が狭くても(約60cmは必要です)開くことが出来ます。
逆に横にはスペースはあるが、屋根のある駐車場などの天井が低い場所ではラクホロウイングは全開に出来ませんが、ラクホロマルシェは開閉が可能となる為、状況に応じて使い分ける事ができ、お互いのデメリットを打ち消し合って、良い方の幌を使う事で様々な使い方に対応することが出来るのです。
状況に応じて使えるウイングマルシェ、左右が異なる形で開く幌というのは国内を探しても当店だけなのでは無いでしょうか?設計はラクホロウイング、ラクホロマルシェと同様である為、取り付けについても各メーカー、各年式に対応しておりここ20年程の車種であれば(ダンプやパワーゲート車を除く)殆どの車種に対応しているのも当店の強みです。
メーカーでは適合の無いダイハツのハイゼットジャンボやスズキのスーパーキャリイにも取り付けが可能ですので幌の設定が無くて困っていた方もご検討頂くことができます。
シートもお好きな色から選べますが、上記の写真の様なツートンについては一度お問い合わせを頂ければと思います。詳細は商品ページをご覧くださいませ。
左右非対称の幌、なかなか両側を開くことは無いかもしれませんが注目の的になること間違いなし!!
幌をご検討の方でデメリットに不安がある方は是非ともウイングマルシェを選んで頂ければと思います。
どうもありがとうございました。